height(s) | takatokyo.exblog.jp
カテゴリ:EXHIBITION ( 166 )
大琳派展
a0028959_0504463.jpg
日本画だけでなく、グラフィックデザインにも大きな影響を与えたという琳派。宗達・光琳・抱一・其一が描いた4つの風神雷神図や宗達の白象図・唐獅子図など、その特徴である大胆な構図と余白の使い方はもちろん素晴らしかったのだけど、それ以上に光琳の秋草図屏風に見られるような、絵の表面の工芸的な美しさに眼を奪われました。金地の質感とその上に薄く塗られた草花の透明感は、決して紙やPC画面を通しては伝わりません。家に帰ってカタログを見渡したときに、これだけギャップを感じたのは初めてでした。

大琳派展 ~継承と変奏~ / 東京国立博物館・平成館
[PR]
by takatokyo | 2008-11-03 22:49 | EXHIBITION
「白」原研哉展
a0028959_138533.jpg
「あかし・あをし・くろし」、そして「しろし」。万葉集で使われた色を表す言葉は、この4種類だったという。その中で、「しろし」は「著しい(いちしるし)」が語源で、「はっきりとした」という意味もあったそうだ。会場には、香水や日本酒のボトル、携帯電話、書籍、水を使ったアート作品などが展示され、それぞれから、色や形による表現を超えたデザイン思想が読み取れる。仮に「白」という言葉とデザイナーを結びつけるならば、やはり原さんさんが一番ふさわしい。

「白」原研哉展 / ggg
[PR]
by takatokyo | 2008-10-29 23:38 | EXHIBITION
ヘルベチカの過去・現在・未来 展
a0028959_1353130.jpg
中国系の書体で書かれた漢字に違和感があるように、日本人にとっては同じに見える欧文書体でも、イタリア語・ドイツ語・フランス語など、本来はそれぞれの文字言語に適した書体があるのだそう。それゆえに、多言語国家スイスで1957年に生まれたHelveticaは、それらの書体のDNAを掛け合わせた新種の生物と言えるのかもしれない。ただ、その直線と曲線の完全さゆえに、好かれたり、嫌われたりする運命に。ドキュメンタリー映画では、多くのデザイナーの思いが語られていました。

Helvetica project
[PR]
by takatokyo | 2008-10-28 22:28 | EXHIBITION
ダニ・カラヴァン展
a0028959_0152652.jpg
これまでは彫刻家としてのイメージしかなかった、ダニ・カラヴァン。年を追うごとに、絵画、舞台美術、環境彫刻と表現手段が変わっていくわけですが、展示の中で最も良かったのは、「平和のパイプ」という大きな壁画。太陽、海、植物、たくさんの動物、そして白いパイプが音楽を奏でているかのようなこの絵。背景やモチーフまでは、よくわからなかったのだけど、ピカソの「ゲルニカ」や岡本太郎の「明日の神話」に通ずるような、印象的な絵でした。一方、環境彫刻については、荒々しい質感のイスラエルの「ネゲブ記念碑」の他の作品、とくに日本でのプロジェクトは幾何学的過ぎて自然と対立しているかのよう。好き嫌いが分かれるところか。

ダニ・カラヴァン展 / 世田谷美術館
[PR]
by takatokyo | 2008-10-05 14:14 | EXHIBITION
Baby Marx
a0028959_0385575.jpg
トリエンナーレのメイン会場となる新港ピアは、アーティストの選定、作品のクオリティ、全体のインフォメーションと、・・・が続く。そんな中でオススメは、マルクス、スターリン、ゲバラ、毛沢東ら共産主義者を、ひょっこりひょうたん島を思わせる人形劇にした、ペドロ・レイエスのこの作品。「ジャーン、おれがマルクス!」と言わんばかりに、次々に登場人物が紹介されていくシーンは最高。とにかく笑えました。

横浜トリエンナーレ
[PR]
by takatokyo | 2008-09-28 12:38 | EXHIBITION
WASARA
a0028959_123427.jpg
手すきの和紙のような質感とゆるやかな曲線が美しい紙の皿。使い捨てではあるけれども、一期一会に通ずるような、日本らしいもてなしの心を感じさせます。

「WASARA・こころを潤す紙の器」展 / MATSUYA 松屋
[PR]
by takatokyo | 2008-09-27 17:00 | EXHIBITION
白洲次郎と白洲正子展
a0028959_291425.jpg
これまであまり詳しく知らなかった白州夫妻。展覧会は予想通り年齢層高めでしたが、貴重な資料も多く、2人の生き方についてよくわかりました。とくに最後の展示だった「葬式無用 戒名不用」という直筆の遺言書は、言葉も、字の書きっぷりも、かっこよすぎ。キザすぎてとても真似できませんが・・・。2人が暮らしていた武相荘も見に行かなくては。

白洲次郎と白洲正子展 / 松屋銀座
[PR]
by takatokyo | 2008-09-24 02:24 | EXHIBITION
黄金町バザール
a0028959_255259.jpg
街づくりの新しい要素と、かつては違法な飲食店があったという怪しげな雰囲気とが混じり合い、独特な緊張感が漂う黄金町。なんでも壊して、追い出せば、クリーンな街になるのだろうけど、このエネルギーを利用して投げ返すのがアートにできる役割なのか。この秋、横浜トリエンナーレと合わせて注目です。

黄金町バザール
再生へ向け動き始めた黄金町の「現在」 / ヨコハマ経済新聞
[PR]
by takatokyo | 2008-09-21 18:33 | EXHIBITION
デザイン物産展ニッポン
a0028959_23142841.jpg
伝統工芸品やロングセラー製品などを中心に、47都道府県それぞれに個性的な「ものづくり+デザイン」がなされていることをあらためて認識しました。世界有数のものづくり大国であり、デザイン大国でもある日本。決してコンビニの店頭に並ぶことのない、これらのモノ・コトの火を消さないよう、これからも『デザイン』の果たす役割は少なくないのでしょうね。それにしても、わずか6日間という短い会期にも関わらず、この展覧会は、僕がふだん見ているほとんどのブログで取り上げられているし、友人達もたくさん見に行っているという、とても注目度の高い展覧会でした。しかしながら、「入場料が高すぎる」「すべて商品として購入できるはずの展示品に触れられないのはどうか」という辛口な指摘が多くある他、個人的にも、デパートの最上階でよく開かれるようなワイワイガヤガヤした活気のある物産展に比べると、クールでグラフィカルな美術展的な側面が強く、素朴さや親しみやすさに欠けていた点が残念に思いました。・・・というように話題は尽きませんが、それら様々なコメントは間違いなくナガオカさんへの期待や激励の裏返し。この活動は再びDに戻り続いていくそうなので、早くも次回が楽しみです。

デザイン物産展ニッポン / 松屋銀座8階 大催場
[PR]
by takatokyo | 2008-09-01 23:37 | EXHIBITION
ハバナのうた
a0028959_1465461.jpg
アルバムで見せてもらった東欧の写真は透明感があり、日本の写真はしっとりと艶やか。それに比べると、草花や街並み、そして人々の表情と、ハバナの澄んだ空のもとでは、すべてが鮮やかに見える。写真って、目に見えない空気の色も表現できるんだなぁ。

吉次史成 写真展「ハバナのうた」 / Afterhours
[PR]
by takatokyo | 2008-08-31 17:44 | EXHIBITION



****
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31