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是枝裕和 講演会
a0028959_9657.jpg昨日、慶応の三田キャンパスで行われた是枝裕和さんの講演会に行って来ました。是枝さんといえば、"幻の光"・"ワンダフルライフ"・"ディスタンス"、そして最新作の"誰も知らない"で知られるドキュメンタリータッチの映像表現をする映画監督。講演会では、大学を出て番組製作会社での仕事であるドキュメンタリー作品の紹介から、"誰も知らない"へと「情」をテーマに進められました。僕は映画作品以外のことは全く知らなかったんだけど、是枝さんにとって「ドキュメンタリーと映画」はテーマや撮影手法という点において、表と裏の関係というか、切り離せない関係だということが良くわかった。その中で印象的だったことは、「常に何かが生まれる瞬間を見たい」という言葉。映画的に作る映画ではシナリオや絵コンテが撮る前に出来上がっていて、自分のコントロールの範囲を超えない。しかし、ドキュメンタリーは違う。常に「生」の相手がいて、予想もしない反応や行動を取られることがある。"ディスタンス"では脚本を作らずにひたすら状況説明をすることで撮影を進めていったとか。今後の是枝映画の見方が変わるような講演会でした。"誰も知らない"が早く見たくなりました。
*91年制作のドキュメンタリー、『しかし・・・ 福祉切り捨ての時代に』 が8/5(?)の深夜にフジテレビで放送されるそうです。

誰も知らない : シネカノン有楽町にて 8/7(土)から公開
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by takatokyo | 2004-07-14 08:58 | FILM
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